基本情報技術者試験
【国家資格】
ITエンジニアとしての基礎知識を測る国家資格
基本情報技術者試験とは
基本情報技術者試験は、IPA(情報処理推進機構)が実施するIT分野の国家試験で、ITエンジニアを目指すうえで必要な基礎知識を学べます。
年齢・国籍・経験に関係なく誰でも受験でき、学生も多く受けています。試験は「テクノロジ」「マネジメント」「ストラテジ」の3分野から出題され、ITの基礎力をしっかり身につけられる内容です。
基本情報技術者試験の取得方法
受験資格
特になし
受験方法
全国の試験会場で受験(CBT方式)。
出題内容
科目Aと科目Bに分かれています。
【科目A】
テクノロジ系…基礎理論、コンピュータシステムなど
マネジメント系…プロジェクトマネジメント、サービスマネジメントなど
ストラテジ系…システム戦略、経営戦略など
【科目B】
プログラミング全般に関すること、プログラムの処理の基本要素に関すること、データ構造及びアルゴリズムに関すること、プログラミングの諸分野への適用に関すること、情報セキュリティの確保に関すること
出典:試験要網
合格基準
A科目、B科目共に1000点満点中600点以上で合格。
基本情報技術者試験の難易度・合格率は?
令和6年度の合格率は、全体で40.8%、学生は41.9%、その中でも専門学生は27.3%です。年ごとに多少の差はあるものの、学生の合格率はおおむね40%ほどで、比較的取り組みやすい試験と言えます。ただし「基礎レベル」とされていても、決して簡単ではありません。しっかりと対策して試験に臨むことが大切です。
出典:情報処理技術者統計資料 令和7年度3月分 情報処理技術者試験
基本情報技術者試験の取得メリット
基本情報技術者試験は、IT分野で働くための最初のステップとなる資格です。ITエンジニアに求められる基礎知識を身につけられるほか、取得することで自分のスキルを客観的に示せるため、就職・転職の場でもアピール材料として活用できます。
基本情報技術者試験を活かせる仕事
- システムエンジニア:ソフトウェアやネットワークなど、ITのしくみを作ったり管理したりするエンジニア
- ITエンジニア:情報技術(IT)を使って、システムを作ったり正しく動くように管理したりするエンジニア
- プログラマー:コンピューターに動きを指示する言語(プログラミング言語)を使って、さまざまなアプリやシステムを作る仕事
基本情報技術者試験を目指せる学科
ビジネスの学校だから、IT知識だけでなく経営やマネジメントなどITパスポートに必要な知識がしっかりと身につきます。個別指導のほか国家試験対策もカリキュラムに含まれているので、初心者からでも安心して合格を目指せます。また資格取得だけでなく、IT企業訪問や学内企業セミナーなど企業との連携で最新のIT業界を理解し、就職後も即戦力となる知識やスキルを身につけることができます。







