Linux Essentials、LPIC-1
【民間資格】
Linuxの基礎が身についているか評価する資格
Linux Essentials、LPIC-1とは
Linuxの基本知識を体系的に学べる、初学者向けの国際資格です。サーバー運用やシステム開発など、多くのIT分野で利用されているLinuxを基礎から理解できるよう、段階的なカリキュラムが用意されています。
資格は「Linux Essentials」から「LPIC-1」「LPIC-2」「LPIC-3」まで4つのレベルに分かれており、学習の進み具合に応じてステップアップできるのが特徴です。
ここでは、IT初心者でも取り組みやすい入門レベルのLinux Essentialsと、実務レベルの操作スキルを証明できるLPIC-1について解説します。
Linux Essentials、LPIC-1の取得方法
受験資格
特になし
受験方法
全国の指定会場で受験。
出題内容
Linux Essentials
Linuxコミュニティとオープンソースのキャリア、Linuxシステムでの方法を見つける、コマンドラインの力、Linuxオペレーティングシステム、セキュリティとファイルパーミッション
LPIC-1
101試験:システムアーキテクチャ、Linuxのインストールとパッケージ管理、GNUとUnixのコマンド、デバイス、Linuxファイルシステム、ファイルシステム階層構造規格
102試験:シェルとシェルスクリプト、インターフェースとデスクトップ、管理業務
基幹システムサービス、ネットワークの基礎、セキュリティ
出典:LPI 公式サイト 試験範囲
Linux Essentials:https://www.lpi.org/ja/exam-010-objectives/
LPIC-1:https://www.lpi.org/ja/our-certifications/lpic-1-overview/
合格基準
Linux Essentials
800点満点中500点以上で合格。
LPIC-1
非公開。
Linux Essentials、LPIC-1の難易度・合格率は?
合格率は非公開ですが、Linux EssentialsとLPIC-1は基礎的なレベルとされているため、そこまで難しくないと考えられます。
ですが、LPIC-1は勉強時間の目安が100〜150時間と言われています。
しっかりと知識を頭に入れて臨みましょう。
Linux Essentials、LPIC-1の取得メリット
この2つの資格を取得することで、まず基礎的な知識をしっかり身につけることができます。さらに、これをステップに上位資格に挑戦することも可能です。上位資格を取得すれば、年収やキャリアのアップも期待できます。
Linux Essentials、LPIC-1を活かせる仕事
- システムエンジニア:ソフトウェアやネットワークなど、ITのしくみを作ったり管理したりするエンジニア
- サーバーエンジニア:コンピューターシステムを支えるサーバーの設計から構築、運用、保守までを担当するエンジニア
Linux Essentials、LPIC-1を目指せる学科
ビジネスの学校だから、IT知識だけでなく経営やマネジメントなどITパスポートに必要な知識がしっかりと身につきます。個別指導のほか国家試験対策もカリキュラムに含まれているので、初心者からでも安心して合格を目指せます。また資格取得だけでなく、IT企業訪問や学内企業セミナーなど企業との連携で最新のIT業界を理解し、就職後も即戦力となる知識やスキルを身につけることができます。







