フラワー装飾技能士
【国家資格】
フラワーアレンジや装飾技術を証明できる、フラワー分野唯一の国家資格。
フラワー装飾技能士とは
フラワー装飾技能士は、お花を使ったアレンジや装飾の技術を国が認める、フラワー分野で唯一の国家資格です。生花を中心に、ブライダルブーケの制作やパーティー・葬儀の装飾、フラワーショップでの実務まで、幅広い装飾技術を持っていることを証明できます。資格は3級、2級、1級の3つのレベルに分かれています。
フラワー装飾技能士の取得方法
受験資格
3級
実務経験が3ヶ月〜4ヶ月以上ある人
2級
実務経験2年以上(直接受検する場合)あるいは制限なし(3級合格後)
1級
実務経験7年以上(直接受検する場合)あるいは実務経験4年以上(3級合格後)、
あるいは実務経験2年以上(2級合格後)
出典:東京都フラワー装飾技能士会
受験方法
全国の指定会場で受験。
出題内容
1級
・課題1:骨組み付花束の製作等作業を行う。試験時間=50分
・課題2:フラワーアレンジメントの製作作業を行う。試験時間=30分
・課題3:ブーケ及びコサージュの製作作業を行う。試験時間=55分
2級(課題3は選択A又は選択Bのいずれかを選択するものとする)
・課題1:花束の制作作業を行う。試験時間=45分
・課題2:アレンジメントの製作作業を行う。試験時間=30分
・課題3:
選択A ブライダルブーケの製作作業を行う。試験時間=45分
選択B 籠花(スタンド花)の製作作業を行う。試験時間=25分
3級
・課題1:花束及びリボンの製作作業を行う。試験時間=35分
・課題2:バスケットアレンジメントの製作作業を行う。試験時間=30分
・課題3:ブートニアの製作作業を行う。試験時間=20分
出典:東京都フラワー装飾技能士会
合格基準
100点を満点として、原則として実技試験は60点以上、学科試験は65点以上(基礎級では60点以上。)
出典:東京都フラワー装飾技能士会 よくある質問
フラワー装飾技能士の難易度・合格率は?
2級・3級は合格率が70〜80%、1級でも約30%とされており、難しすぎず挑戦しやすい資格です。
フラワー装飾技能士の取得メリット
フラワー装飾技能士は、花の仕事を目指す人にとって就職時の大きな強みとなる資格です。専門的なアレンジ技術や知識を身につけられるため、フラワーショップやブライダル装飾などで高く評価され、活躍できる職場の幅も広がります。また、学ぶ過程で花の扱い方を基礎からしっかり習得できるため、将来本格的に花の仕事に関わりたい人に最適です。
フラワー装飾技能士を活かせる仕事や業種
- フラワーショップスタッフの仕事:お客さまの依頼に応じて花束やアレンジメントを作ったり、花の管理や仕入れを行う仕事
- ブライダル業界の仕事:結婚式や披露宴の準備・運営をサポートする仕事
- 講師の仕事:フラワーアレンジメントや生け花の技術、花の扱い方を教える仕事
フラワー装飾技能士を目指せる学科
2年間のカリキュラムのうち、7割を超える実習時間と手厚い資格取得対策で就職率100%!フラワーコーディネーターとして活躍できるスキルとビジネススキルを兼ね備えたフラワーのプロを育成します。







