ペットビジネス学科
トリマーになるには?
トリマーの仕事とは?
ペットの美容師!可愛さと健康に関わる仕事
主に犬や猫の毛のカットやシャンプー、ブラッシング、爪切り、耳掃除といった各種お手入れをしながら、動物の健康をチェックするのがトリマーの仕事です。
飼い主とコミュニケーションをして希望するカットのスタイルをヒアリングすることはもちろん、ペットの性格やふだんの様子などについても聞き取り、それぞれにあった対応をしながら施術していきます。安全に施術できるよう、動物の体が動かないように、かつ不快な思いをさせないようにしっかりと固定するスキルも求められます。
ペットの美容面のケアに加え、皮膚や爪のトラブルといった健康上のサインをいちはやく発見し、動物病院や獣医、看護師へとシームレスにつないでいくことも求められます。
<活躍の場>
トリミングサロン、ペットショップ、動物病院
トリマーの年収はどのくらい?
トリマーの収入は、地域、経験、スキルレベル、勤務形態(正社員、パート、独立業者など)によって異なります。正社員なら平均年収が382万円。パートタイムやアルバイトなら時給1000円前後。(※令和4年度賃金構造基本統計調査より)
一般的に、経験を積み、高度なスキルを持つトリマーほど高収入を得る傾向があります。また、独立して自分のサロンを経営するトリマーは、より高い収益を上げる可能性があります。
トリマーになるには?
専門学校では、爪切りやブラッシング、カットといった”トリミング技術”や、ペットに関する法律、動物の体の構造や機能、病気などの理解を深める生理学など、”ペットに関する知識”を学ぶことが可能です。また、専門学校では日々実際の動物に触れあう実習が豊富なので、ここで実技経験を積むことも可能。
その後、トリミングサロンやペットショップ、動物病院などに就職することが一般的です。最近ではペット愛好者が増えていることもあり、活躍の場が増えています。
専門学校やスクールに在籍することで、学校宛てに大手サロンから求人募集があったり、卒業生が勤務しているサロンからの求人募集など各種情報が届きます。卒業後の就職先や活躍の幅がグッと広がるでしょう。
トリマーになるために必要な資格はある?
現在の日本では、トリマーに関しては国が認める資格(国家資格)は存在しません。専門学校やスクールなどで独自の資格を設定していることが多く、そういった教育機関が主催するトリミングの試験に合格をしたり、学校を卒業することで取得できる資格があるので、それらの取得を目指すことで自分自身のトリミングスキルや知識を就職先企業にアピールすることになります。
- 21世紀アカデメイア ビジネスアカデミー認定トリマーライセンス(ベーシック・B~C級)
- 愛玩動物飼養管理士(1~2級)
- JKC愛犬飼育管理士
- ICC認定キャットグルーマー
トリマーに向いているのはどんな人?
動物が大好きな人
日々多くの動物に接するトリマーは天職といえるでしょう。
お世話にやりがいを感じる人
動物に寄り添い、細かいところに気が付くスキルも大切です。
手先の器用な人
ハサミや爪切りなどを使いこなして、様々な犬種にあったカットをしていく技術や知識も欠かせません。
コミュニケーション能力がある人
飼い主からペットの特徴を聞いたり、求められていることを汲み取ったり、飼い主に対して説明をするといった様々な対人スキルが求められます。
トリマーになるにはこの学科!
ペットビジネス学科
提携ブリーダーや福岡近辺のご家庭からいろいろなわんちゃん・猫ちゃんがやってきて実践力を磨ける九州スクール・オブ・ビジネスのペットビジネス学科。
犬のトリマーのほか、専門学校では数少ない猫のトリマーを目指せるのも魅力の1つ。
2年間に300頭以上のペットを担当するのでトリミング技術から接客技術までしっかりと身につけることができます。
トリマー&動物看護専攻
看護の知識を身につけながら犬の問題行動などのトレーニングにも取り組めるプロを目指します。さらにこの専攻ではトリミングの授業も行うため、「看護」「トレーナー」「トリマー」と、3年間で3つの分野を学び、3つ全ての資格取得を目指すことができます。